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発病しないための試み。
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私の勝手な感想なのだが、この絵を見ていると私の30年来愛聴している70年代イギリスのプログレッシブロックバンド「YES」の「Close To The Edge」が思い出された。
特に、会場でも話に出た、左下方にあって造形的な力のせめぎ合いが目に着くという部分を、目で追っていると、「YES」の「Close To The Edge」の前奏部分にあたる各楽器演奏音のせめぎ合いが極自然な形で頭に浮かんだ。そうしているうちに、「あぁ、彼女の絵は私の好んで聞く音楽に、非常に合っているのではないか」というに思いあたった。それから、久しぶりにその「Close To The Edge」を確認がてら何度も聞いてみるのだが、その印象は決して薄らいでいくものではなかった。
そう思ってみると、それらのジャケットデザインも、彼女の絵に近いものがあるように思った。キース・ジャレットといい、「YES」といい、そんな感じがある。

帰って来て、新たな発見をしてしまった、ロジャー・デーン描くところの「YES」アルバム「RELAYER」のジャケットデザインと、その「視」がよく見るとその色合いといい、構図といい、偶然にも良く似ているのではないかと思えるのです。


「視」


「RELAYER」

また、逆に振り返ってみると、このロジャー・デーンというデザイナーの描くところのものは、日本画を彷佛させるものがあるのではないかと。調べたわけではないけれど、浮世絵等の影響のもとにあった印象派やアールヌーボーの流れをもつものではないかと思う。もちろん、彼の絵はデザイナーなので、SFチックなデフォルメが過ぎたりするところもあるようですが。(笑)

明日から、社員旅行に行くので準備をしなければなりません。
なので、今日はこのへんで。
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最近忙しくなりだして、時間が少なくなっている。
なので、あまり書けない。でも、少しずつでも書きたいと思う。時間がないと、自分のボキャブラリーの無さを痛感する。いい言葉が見つからないからだ。
まぁ、つたないけれど、勘弁してもらおう。(笑)

私は、彼女の絵が好きだ。理由は簡単だ。私の描きたい絵の範疇に入っているからだ。
例えば、私が絵を描き続けていたなら、こんな風な絵を、いくつかは描いていただろう。
だから、彼女の絵を見ていると筆致を追いかけてしまう。
なんだか、彼女には悪いが(笑)、見ているとハンバ自分が描いている気になってしまう。
今回「視」を、視界に他のものが入らないぐらい近づいて見ていると、一瞬絵の中に入り込んでしまった感覚になった。部分を見ているのだが、広い空間に出たような感覚だ。
なんだかそれは、彼女の(頭の中の)絵画空間とでも呼べるようなモノ、(暗黙知的には包括的全体とでも言いましょうか)なのではないだろうかという、感覚がしたのだった。
■■■
(つづく)
先日、かねてからブログ上で知り合った画家の及川聡子さんの個展を拝見に東京へと行って来た。
もともと、東京へ行かなければならない(あまり気の進まない)用事もあったので、この個展拝見を、バネにさせて頂くことで行く事ができた。
東京駅から歩いて10分ぐらいだろうか、銀座の歩行者天国へとかかる、その手前を左へと曲がるとその画廊はあった。かつての知人の個展などへと足を運んだ時を思い出して、他のアーティスト方などもいるのかもしれないと、少し緊張感しながら中へと入っていった。
幸いにも(笑)、土曜の昼前ということもあってか他にはお客さん(っていう言い方でいいのだろうか)一・二人程だった。
彼女と会うのは、はじめてだった。ネット上で1カットの写真を拝見した事があるだけなので、彼女が近づいてくるまでは、写真からの印象よりも細身でいらしてたので、そうとはすぐに気付けなかった。
ちょっと、不思議だった。なんだか、学生時代の憧れの女性に会うような気分に近い感じがしていた。少し緊張し、そして照れていた。(笑)

最初の、絵「視」の印象は以外に小さく思った。
ブログで見たサイズは182㎝×455㎝と、自分の身長より高いので、随分大きなものと想像していたが、それほどでもない感じがした。たぶん、そこに具現されている造形的ウネリ感が、写真から想像する大きさを、増幅させて感じせしめていたのだろうと思う。
ざっと全体を見渡すと、どれもブログで(少なくとも部分だけでも)見かけたであろう、作品群であったように思う。(つづく)
日本人は、日本画等に見られる伝統美術工芸品における
象徴的ともいえる日本人のもつ二次元変換力にもっと注目すべきだと思う。

私が二次元変換力に思い至ったのは、実はマンガです。
洋画を学んだ目から見れば、マンガはデフォルメに満ちていた。
例えば少女マンガのあのキラキラの目。
洋画を学ぶまではそれほど疑問を感じなかったのに、洋画の目になったとたんに奇異に思えて仕方なくなった。
けれども、違う場面ではマンガにしか見られない動きを表す線や、心理描写を表すがごとき背景描写などには、稚拙に感じる部分もあるのだけれど、逆に感心させられるところがあることに思い至った。そこから、ハタと気が着いたんです。日本人には独特のデフォルメがあるのではないか、いやもっと言って、独特の見え方をしているのではないかと。
そう思って、伝統的な世界に目をむけて見ると、抽象絵画という二次元変換過程を通過した目には、いたく合点がいくのでありました。
近頃、スーパーフラットなる概念を用いて文脈形成する動向もありますが、私の理解はそのような意図的解釈によるものではなく、それを知る以前、あるいはそれらの動向以前から素朴に感じ取られていたものです。


せっかくなので、祥ちゃん登場。
ヤフーブログの続きです。
オオサカキングの祥ちゃんです。
このあとムービを撮っていたら電池がなくなったのでこれだけ。



これは5月の祥ちゃん、このころから比べても大きくなりました。
子供の成長ははやいなぁ〜。(笑)。

ヤフーブログじゃインポート・エクスポートできないのでそろそろ移動しようと思っています。とりあえずこちらに避難。
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