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誰にとっても、先祖というものは、多少は気になる事柄である。
それが、氏族であったというのなら、なおさら気になるものである。
自分も、ご多分に漏れず、気になっている。
直近の先祖が遠く離れていたり。あるいは、2、3代前の多くが、
短命であったりして、何も手がかりが少ないと、よけいに気になるもの…だ。
以前書いた先祖の話に少し進展があった。
私の祖母の実家は、鹿児島の士族出身の軍人だったと、
それもカイゼル髭を生やして勲章を身につけた写真があるほどの人物だったと聞いてたので、
どこかにその曾祖父の痕跡でもないものかと、少しぐぐったりしてもいたのだが。
結局なにも見つられずにいた。
しかし、その曾祖父の妻であるところの(まわりくどいな、笑)曾祖母の出自を聞いて話は変わってきた。
母の言うには、その曾祖母の出自は「武(たけ)」という家で、なにやら1990年代競馬界を湧かせた、天才ジョッキー、
武豊と関係があると親戚から聞いたというのだ。
なにげに、武豊でぐぐってみると…。
武豊 Wkipediaにこうある。
>武一族の出自は鹿児島県の武家(薩摩藩士)であり西郷隆盛とも縁戚関係にある、日本でも有数の競馬一族の出自である。
おおっ、元々の先祖は鹿児島なんだ…。
ん?武一族…。でぐぐってみると。
武家(家族) Wkipediaにこうある。
>本項で解説する武家は鹿児島県の出で江戸時代には薩摩藩士であった。薩摩の武氏は禰寝氏(小松氏)から出た氏族で、
武重俊を初代とする。武清武が島津常久に臣従し、以後武氏は後に薩摩藩の家老家格となる日置島津家に仕えた。…。
ということは…、遠いけど…、親戚なんだ…。へ~。
北海道に渡った武さんたちは、船舶/鉄道事業に参画したり、北海道競馬会社の発起人となったり…。
ずいぶんと大きな仕事を成し遂げているなぁ…。頭がさがるなぁ~。
おおっ、西郷隆盛とも縁戚関係にある??どういうことだ…。
ん?禰寝氏(小松氏)…。でぐぐってみると。Wkipediaにこうある。
>禰寝氏(ねじめし)は大隅国の有力国人、戦国大名、のち薩摩藩士。
同氏直系は江戸時代中期に先祖に当たる(とされた)平重盛の号にちなみ「小松氏」と改姓した。
幕末の小松帯刀(1835-1870)はその子孫に当たる。…
こっ、小松帯刀~。
とても興味深いと思う本の紹介と、
その至極真っ当な感想に、
賛意を表してここに紹介する。
http://news.livedoor.com/article/detail/5428363/?p=1
けれども
>要はバランスなのだ。
には少し引っ掛かるものがある。
違うのかもしれないが、
私にとってはバランスと言うと、
なんだか無難なものを指す傾向にあるように、
思われてならないからだ。
そこには、同調や空気を読むという方向に、
バランスを取っている気がしてならないのだが…。
バランスを取るには、
違う意見に耳を傾けられなければならない、
さらには違う意見も発想できなければならない。
自分の中の多様性に耳を傾けずして、
バランスを取るこなど出来ないのではないか?
あるいはアスペクト盲などという、
人によって、あるいは状況によって、
どのようにしても、見えたり見えなかったりする事態が、
存在するという事を知っていなければならないのではないか、
と思ったりするのだった…。
ある事柄を検索しょうとして、出くわした。
身近にあった、世にも不思議なモノ。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~michimar/book/work_001.html
興味津々なんだが、調べに行く事もままならない。
まだ、まだ、身近に不思議なことはあるんだなぁ〜。(笑)
検索しょうとした内容はいたって、学術的な内容で…。
ほんまやて〜。うそやないて〜。(笑)
今年に入ってから、大河ドラマ「篤姫」を見ている。
といっても、もう後半に入っている。
「篤姫」をよく見るようになったのは理由がある。
私の母方のそのまた母方の先祖は、薩摩の武士だったと聞いていたからだ。
もちろん(といっては先祖に失礼か。笑)、歴史上に登場するような人物ではない。
けれど、詳しくは知らないのだが、島津と聞けばなんとなく気になる。
親近感がある。
第三回の放送終了後の篤姫紀行で出水市が島津の発祥の地と紹介されるのを見るに、
俄然親近感がわいて来た。
出水市は私の両親の里にも近く、「誰それは、出水の学校に行ってる」とか
なんとか、度々話題に出る事も多かったからだ。
改めて母に訪ねてみると、子供の頃に「いちき串木野市」にあるお屋敷に行った事があるらしく、サーベルを腰にさし立派な髭を蓄え、胸に沢山の勲章を着けた、お爺さんの写真を見たと聞く。その写真を前に、お爺さんと一緒に、沢山の人とともに食事をした記憶があるという。
母の父、私にとっての祖父は漁師の子でありながら、神戸商船学校を出るという、
その英才ぶりを見込まれて祖母との縁談が結ばれたと大叔父より聞いている。
残念ながら、その祖父はフィリピン方面で戦死している。
プロフィールにある熊本県葦北郡は、祖父の故郷であり、母等の疎開先であった。
(薩摩)士族の出であるという意識のあった祖母は、
気位高くその土地であまりなじめなかったと言う。
どこでどう知り合ったかわ分らないが、母が尼崎(兵庫県)の生まれであるとか、
尼崎の日蓮宗のお寺の檀家であるところなどから、
どうやら戦前も尼崎に居をかまえていたようであり、
そこで、阪神間で、曾祖父と祖父は出会っているのかもしれない。
いずれにせよ、第二次大戦後、軍人であった曾祖父の家は衰退していったようである。
自分の事に思いをはせると、こういうのを没落と言うのかなと、思ったりもする。(笑)
という事で、「篤姫」を見ていると、そんな事に思いを馳せてしまう。
気にはなりながらも、なんだか、躍起になってそこいらの事を調べる事も、
気恥ずかしく思う。
なので、誰かその親戚筋にあたる人が、もしも検索等してこのブログにたどり着いたりしたなら、
何か教えてほしいと思うのだった。
その姓は珍しいので、それだけで親戚にあたるのかもしれないと思う。
その姓は「小屋敷」と言う。
学生だった私は、京都の下宿の近くでいつものように夕食をすませて、立ち寄った本屋でたまたま手に取り立ち読みした後、おもしろそうだったので、購入した。そのあと下宿に持ち帰り、かなり分厚い本だったにもかかわらず、読み終わった頃には、もう世が明けていたのだから、確か一晩で読んでしまったように思う。
とりあえずその日はすぐに寝床についたがしばらくは、不思議な感覚に落ち入っていたのを覚えている。
その、不思議な感覚とは、地に足が着かない、取りつく島がない、等と言えるような感覚である。おもしろいのだが、なんだか落ち着かないのだ。
それらの内容はといえば、例えばこんな風である。
ものを見るとはどういうことであろうか。われわれの目に入ってくる対象物とは、じつは点の集合であり、それを思考に置き換えた場合、囲りがぼやけている。したがってぼやけてしまったものを、もう一度とり出して描くということはできない。人間は決して自然を再現できない。(津島秀彦)
ヒトが視ようと視まいと、ものはある。存在とはせいぜい「存在の概念」でしかない。(松岡正剛)
自然があり、混沌があり、ついで構造があり、要素が生まれ、擬構造が輩出してふたたび構造があり、やがて混沌さえ構造となって、やはり自然に落ち着く。(松岡正剛)
(『二十一世紀精神』より)
哲学的で抽象的な言説が、それ自体に抵抗があるわけではない。むしろ好んでいるからこそ、その本に惹かれて購入したとも言えるものである。中二の時にブルーバックスではあるが、「相対性理論入門」や「タイムマシーンの話」を解らんなりにでもおもしろがって読む私ではあるのだ。けれども、そこには我々の思いとか、暮らしとかいった、人の存在に結びつくような内容が見つけられない、見あたらないのだ。
当時、一方で読んでいたのが、
『佛教の思想』上山春平/梶山雄一/編
『地獄の思想』『美と宗教の発見』『哲学する心』『笑いの構造』等、梅原猛 『法華経』田村芳朗
『道徳と宗教の二源泉』『創造的進化』ベルグソン
等々なのだから、宗教的、精神的、哲学的色彩が強かったともいえるだろう。
私は思った、なるほどだから『遊』なのかと。
おもしろい、興味深い、けれどそれは知的遊戯でしかないのではないか。
そう思ったのが、その時の感想だった。それ以後も、松岡正剛の関連本はテーマ等はかなり気にはなったりしているのだが、どうもその最初の感想が拭いされない。立ち読みはするのだが、結局買わない。そんな事がなんどもあった。
それが、この度久しぶりに、マイミクさんのブログで知った、『フラジャイル』を読んでみようと思うようになった。なぜならその副題「弱さからの出発」にも表れているように、私の前回の記事でもふれた「人は弱いから発展したのであって、強い事にばかり注目すべきではない。」という主張にかなり近い内容のようだからなのだ。
本日購入してきた、これによって、私のこの考えに厚みと発展をもたらす事を期待したいと思う。
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