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発病しないための試み。
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今回は、ほとんど思いつきで、「創発の絵画」で紹介した“You Tube”で幾つか見つけたのもあって、「イエス」(主に'70年代に活躍したブリティッシュプログレッシブバンド)についてもう少しふれてみようと思う。美しいイエスサウンドだ。

最初に紹介するのはこれ
アニメのバックに流れているのが「The Ancient」
というスティーブ・ハウのギターソロで始まる。
ロックの中でも最も美しい旋律の一つだと思う。
この曲はイエスの楽曲の中でも最も難解だと言われる
「海洋地形学の物語」に収録されている曲だが、初めて聞いた時はこのパートがとても美しく、入って行き易かった。
このアルバムの2枚組の2枚目表面、すなわち全体で4曲しか収録されていないので、3曲目になる「古代文明」(The Ancient - Giants Under The Sun)という曲の、後半部分12分ぐらいから始まる部分にあたる。
ライブはこちら

前半のプリミティブでアグレッシブなドラムを前面おしだしたアンサンブルも素晴らしく、またそのパートとの対比も絶妙だと思う。残念ながら前半部分は探しても見あたらなかった。

次は、ブログでもジャケットデザインを紹介した、
「リレイヤー/Relayer」から
「錯乱の扉」の後半15分あたりから始まる通称「Soon」と呼ばれる曲だ。
曲の後半部分でありながら7分にもおよぶ、その旋律は美しい事このうえない。
これもまたロックと言われる、ジャンルの中では、もっとも美しい曲の一つである事は間違いないように思う。

ちなみに前半はこんな感じ、若き日のイエス
パート1
パート2

全体がつながるのが見つからない。(笑)。
すみません。

イエスはいつもそうなのだが、スピーディでハイテンションかつハードなパートと、微細でこのうえもなく美しく澄み渡るようなパートとの対比が譬えようもなく素晴らしく、私の心を惹き付けてやまない。
その、クロスオーバーでシンフォニックなサウンドは、
他に類を見ないような、どのジャンルにも属さないイエスソングスともいうべき、独自のサウンドが形成されているように思う。

また、当時のイエスサウンドは、そこに留まらず超えて行くような感覚があったように思う。どこかを目指しながらもそこへ完全にはたどり着けないまま、曲として成立しているとでも言えば良いだろうか。簡単にいうと、出来過ぎの感がないのだ。ということは、これもまた創発の音楽とでも言えるのかもしれない。

他にはこんなのも
リック・ウェイクマン ソロ
ワンダラーストリー
マドリガル

今日のところはこの辺で…。
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