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発病しないための試み。
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前述の「創発の絵画」とは大仰な事を書いてしまったかもしれないと反省している。
彼女の絵が見合わないと言うのではない、自分にそれを語るだけの力量がないことを感じてしまった。(笑)
随分時間をかけたが、今回は断念して次に進もう。

さて、要するに、(私的には)真なるアートとは、現前にある作品において、より上位の包括的全体を予感させるベクトルを感じさせるものであるか否かということだと考えている。
私にとっては、「視」にはそれを感じるが、「RELAYER」は、あまりそれを感じられないのである。それは、ロジャーデーンがデザイナーだからなのか、あるいはその仕事がジャケットデザインだからなのか。つまり、デザインと言うのは基本的に、何かの為にデザインされるのであって、あらかじめ存在するコンセプトからはみ出たり、それを超えて行くものではない。だから、「RELAYER」にはそういったモノが感じられないのはあたりまえと言う事でもあるのだと思う。
まぁ、そういう意味では、比べる事じたい間違いではあるのだが。
ようするに、ロジャー・ディーンに惹かれていたのは、
造形的な目を持つ前の、素朴な趣味趣向の部分であった
ということなのだ。にも、かかわわらず両者の共通点を感じてしまうということは、彼女の絵に対しては、趣味趣向の部分と造形的な視点と言う部分の二重の意味で、惹かれているということなのだ。(つづく)
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なるほど納得!! 2007/09/18 13:18
内にあるものを外へ出すということと、内へ入ってきたものを消化して外へ返す事の違いが有るのですね。
二つの絵を全く何の情報も貰わずに見たとして、(厳密には、このシリーズを見始めたときは、小生がそうだった。専門知識も絵画や類するものの見方のルールも無かったから。)
二つの絵は、形の境界線が白い絵の具か黒い絵の具で、こんなに違うのね。っと言う事を感じた。
そして、女性的な感受性や優しさと水とつめたい空気・風を『視』の方に感じ、立体感までもが、そこに現存するかのように伝わってきた。
『RELAYER』の方は、凸凹していて突起のある感じと湿気の無い感じと温度が高くない乾燥感が伝わってきた。(つまりは湿気が無いってことに成るかな。)そして、立体感は感じず、平面のなかに横に広がる世界を感じた。
両者の間には、
どんどんミクロの焦点に向かって吸い込まれるような、そのものに混ざっていくような感じと、まだ見ぬ他の絵を連想させるような、どんどん広がっていくような感じの差があった。
memeさんの説明されている考え方を引っ張ってくると、妙に納得してしまった。
過去の日記に書いておられる事にも合点してしまった。ww
EDIT
Re:なるほど納得!! 2007/09/19 01:59
>内にあるものを外へ出すということと、内へ入ってきたものを消化して外へ返す事の違いが有るのですね。
消化するというのは分りやすいですが、ん〜ちょっと違いますね。(笑)
でも、いろいろ考えをめぐらしてくれるのは、有り難い。
どんな風に伝わっているかの、手がかりになるのもあって、
うれしいですね。
本編で、解説してみます。
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